J.S. バッハ & レーガー: 無伴奏ヴァイオリン作品集

Posted by sonics | Posted in


こんばんは、また花粉症で悩まされる時期になりました。
そんな中、鼻水が垂れているのをマスクでごまかしながら営業用のスーツをテレビエコポイントでJCBギフト券にしたものを利用し購入後、秋葉原タワー・レコードに行き『庄司紗矢香/J.S. バッハ & レーガー: 無伴奏ヴァイオリン作品集』を入手しました。

庄司紗矢香さんのドイツ・グラモフォンレーベル物はイマイチな録音ばかりで、ヴァイオリンの音色が引き立っていなかったのですが、今回の作品はグラモフォンレーベルからではなくMIRAREからリリース。

「人は愚かで人生はあまりにもはかない。ならば、私は私を精いっぱい表現しながら生きていくしかない、と吹っ切れた。」

庄司紗矢香さんを紹介していたasahi.comの記事の中で、この一文がとても印象に残っていました。
「私を精いっぱい表現しながら生きていく」という、一人のヴァイオリニストの心のメッセージが、バッハとレーガーの無伴奏作品を収めた、この2枚のCDに込められているようなイメージがしました。
この演奏は、パリのランファン・ジェジュ教会で録音されたそうで、教会独特の荘厳で、そして清らかな気高い響きが、聴く人の心の中に広がっていくかのようです。
この世に無伴奏ヴァイオリン作品を収めたCDは数有れど、これほどまでに録音が優秀なものは、珍しいのではないかと思います。

上記Amazonレヴュー参照のとおり天井の高い教会でホールトーンが反響して非常に美しい響きとなっております。
お試しあれ。

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